レインボーリボンメールマガジン第26号「世の中、捨てたもんじゃない!」

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■■  レインボーリボン メールマガジン 第26号
■■   世の中、捨てたもんじゃない!

2016/5/31
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こんにちは(^^)代表の緒方です。

5月はレインボーリボンの第2回通常総会を開き、法人化3年目となる今年度の活動方針を決めました。

今年度の活動は3本柱となります。

  1. PTAを誇り高いボランティア活動に。PTAにイノベーションを。
  2. 学校を子どもたちの楽しい居場所に。いじめのない学校をつくろう。
  3. 地域に子どもたちの「いのちの居場所」を。こども食堂の開設・運営。

メルマガ読者の皆さまには下から順番にご説明します。

まず、こども食堂です!

前号のメルマガを配信した直後、4月30日土曜日の午後1時から葛飾区男女平等推進センターの調理室で準備開始。

夕方5時過ぎから無料学習塾での勉強を終えた中学生、ボランティアで勉強を教えている大学生たちが続々と集結して、我々スタッフやゲストの大人たち、総勢33人で「パルこども食堂」の記念すべき第1回メニュー、カレーライスを食べました。

スタッフも子どもたちも最初は緊張で顔がひきつっていましたが、美味しい食事を食べ、簡単な自己紹介をし、じゃんけんゲームで景品をゲットする頃にはみんなが笑顔になっていました。

私が一番嬉しかったのは、一人親家庭のお母さんがお子さん3人と一緒に来てくれたこと。

「こども食堂」の名を全国に広めた先駆者、豊島WAKUWAKUネットワークの栗林知絵子さんがどんなに苦労して子どものお母さんをこども食堂に呼んだかという話を知っていたので、まさか初回からお母さんに来てもらえるとは・・・。しかも、ゲームをして笑ってくれて、食後は食器洗いを手伝う子どもたちの姿を写真に撮ってほしいと、家ではこんな光景見られないからと言ってくれて、「また来月きます」と手を振ってくれたのです。

実は、私、家に帰ってから泣きました。あまりにも嬉しくて。

初回からこんなにうまくいったのは、ベースに無料学習塾や子どもたちの居場所を営々と運営してきた「ハーフタイム」という団体の存在があったからです。たかだか2年しか実績のない我々レインボーリボンだけでは、とても望めない成果でした。

3日前の土曜日には第2回パルこども食堂を開催しました。

調理ボランティア、子どもたちを家まで安全に送る「送りボランティア」、食材を寄付してくださる方、「こども食堂1食オーナー」になってお金を振り込んでくださる方・・・。

こども食堂を始めたときから「世の中、捨てたもんじゃないな~」と、心がポカポカ、ポカポカ、あったかいです。

次に「いじめ防止」です。

いじめ防止プログラムを葛飾区に導入したいと運動し続けて3年。ようやく今年度は地元の中学、複数校で「いじめ防止教室」を実施できそうです。

来年度、プログラムの本格実施を目指して、夏の指導者養成講座の準備に入っています。

最後にPTAイノベーション。

今年も都内いくつかの区からPTA研修の講師に呼んでいただいております。

先週、台東区の広報研修が終わりました。いつも仕事の早い区の担当者が、その日のうちに参加者アンケート結果を送ってくれました。

「非常に良かった」58%、「良かった」37%。合わせて95%という満足度の高さは自慢できると思います。感想欄には「今までの流れを変えたい」「がんばります!」という意欲あるコメントがありました。

来月は新宿区のPTA広報研修を請け負っています。

昨日、打ち合わせに行って来ましたが、区の担当者が頭を抱えているのは、このところのPTAに対する風当たりの強さだと言います。「PTAは任意加入のはずなのに、実質、強制加入になっている」というクレームが絶えないと。

私は「加入届け」を作ればいいのでは・・・と思います。PTAへの加入を申し込む届出書を一枚、保護者に渡せばいいのではないかなと。

そんなことをしたら加入しない保護者がいるのでは・・・と思いますよね。でも、加入しない人が多数派になると思いますか?PTAがなくなってしまうと思いますか?

いやいや、世の中、捨てたもんじゃないですよ!

レインボーリボンの研修では必ず、「PTAのミッションは何ですか?」「子どもの幸せって何ですか?」「あなたは何のためにPTA活動をしますか?」という問いから始めます。

すると、大多数の参加者は自分の頭で考え、「PTAで頑張りたい」という結論を出してくれるのです。

(代表 緒方美穂子)

▼毎月300円(年3600円)でこども食堂の1食オーナーになりませんか?

子どもに提供する1食分の食材費300円を1口として、寄付を募っています。

口座名義:特定非営利活動法人レインボーリボン ●郵便振替口座:00170-7-449974 ●りそな銀行 青戸支店(店番号470)普通預金1520535

ご寄付くださった方はお名前、連絡先を下記レインボーリボン宛てにお知らせください。

▼かつしか区民大学「いのちの居場所『こども食堂』をつくろう」

公開パネルディスカッション 6月19日(日)10時~15時 葛飾区男女平等推進センター(ウィメンズパル)多目的ホール 残席わずかです。葛飾区公式サイトhttp://www.city.katsushika.lg.jp/event/1000106/1011157.htmlにて受付中。

▼地域貢献活動サポートデスク主催 まず始める!子ども支援 スタートアップ講座

7月10日(日)13時30分~15時30分 葛飾区亀有地区センター第2会議室

講師:レインボーリボン緒方、「なかよし」浦山太市先生 受講料無料 申込み:電話03-5670-7251 FAX03-5670-7252 メールchisapo@katsushika-syakyo.com

▼「いじめ防止プログラム指導者養成講座」

8月5、6、7日の3日間 10:00~16:30 葛飾区男女平等推進センター(予定)

講師:湘南DVサポートセンター代表理事 瀧田信之先生

受講料8,000円 rainbow_ribbon_mail@yahoo.co.jpにて受講申し込み受付中

▼オンライン署名サイトChange.orgで『全国の小中学校PTAの皆さんへ いじめ防止対策推進法第15条2項を実行しましょう。いじめのない学校をつくろう!』署名運動を行っています。

https://www.change.org/ja

にアクセスし、右上「検索」ボタンから半角英字「PTA」で検索してください。ご賛同、拡散をよろしくお願いいたします。

▼人身取引の被害者支援団体NPO法人ライトハウスの相談アプリ「ne-ne(ねーね)」が公開されました。このアプリからマンガ「Blue Heartブルー・ハート」の電子版を読むこともできます。マンガを読んで、「自分もこういうことを経験したけど、誰にも言えずにいる。相談していいことなのかもわからない」という人がいたら、女の子も男の子も、ライトハウスに相談してください。 匿名での相談も可能です。身近にいる子どもや若者たちにこのアプリをご紹介ください。

相談アプリne-ne:https://s.lhj.jp

▼レインボーリボンのホームページ
http://rainbow-ribbon-net.org

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このメールマガジンは、NPO法人レインボーリボン代表・緒方美穂子はじめ、スタッフと名刺交換させていただいた方、弊団体のイベント・講座にご参加いただいた方にお送りしています。

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