「発達障がい」を勉強しました。

1月21日(土)、葛飾区男女平等推進センターで「発達障がいの子どもへの理解」学習会を開催しました。

発達障がいの子どもへの理解

発達障がいの子どもへの理解

講師は葛飾区の高砂、亀有に療育施設がある「のぞみ発達クリニック」の臨床発達心理士、黒田未来さん。

 

私たちレインボーリボンは「こども食堂」を始めて、直接、地域の子どもたちと触れ合う場を持つことができましたが、教育についてはシロウトの集団です。専門知識がないために間違った対応をして子どもたちを傷つけてしまうことがないように、まずは発達障がいの子どもとの接し方を学ぶ必要を感じ、葛飾区中学校OBPTA連合会にお願いしてこの学習会を企画しました。

黒田さんのお話はとても分かりやすくて、これから子どもたちと接していく自信が持てました。

黒田未来さん

黒田未来さん

 

まず、発達障がいの子どもの割合は小学校7・7%、中学校4・0%、高校2・2%と言われていて、各クラスに2~3人いる可能性があるということ。

障がいの内容は様々で、支援がさほど必要ない方もいるが、必要としている方も多いということです。

コミュニケーションが難しいとか、感覚過敏・鈍磨とか、注意欠如・多動症など、やはり「こういう障がいがあるんだ」ということを知らないと、私たちは子ども支援、親支援のために子どもと接しているはずなのに、「わがままな子」とか「親のしつけが悪い」といった間違った対応をしてしまいそうです。

特に「感覚過敏・鈍磨」で、視覚過敏な子にとって世の中はどう見えているのかとか、聴覚過敏な子には人の話がどんな風に聞こえているのかといった疑似体験を学習会の中でさせていただき、なるほど、こんな「生きづらさ」を抱えているのかと、よく分かりました。

 

私たち支援者はどう対応したら良いのか・・・。

まず、「見せしめや罰」「感情的な説教・嫌味・無視」「激しい叱責・体罰」など、不適切な対応をしないこと。

基本は相手(障がいのある子ども)を尊重すること。肯定的に関わる。誉めるとか、関心を示すとか。

感覚過敏の子には刺激の少ない環境を用意する。抽象的な指示を出さずに具体的にしてほしいことを伝える。

自傷や他害、かんしゃく、パニックがレッドゾーンになってしまった時は危険を取り除き、場所を移すなど、落ち着くのを待つ。イエローゾーンまで降りてきたら気持ちの代弁、譲歩、かけひき、説明。安全ゾーンになったところで目標の再確認、こまめな評価、振り返り言語化(ストーリー化)・・・

 

言われてみればそのとおり・・・普通の子育て、教育の手法ですよね。

黒田さんもこれらの支援は障がいのある子だけのものではなく、誰にとっても大切なユニバーサルデザインだとおっしゃっていました。

でも、発達障がいのある子ども、保護者が置かれている状況、気持ちを理解して、「必要そうな時に手を差し伸べる」という、支援者の心得、基本のキを教えていただきました。