レインボーリボンメールマガジン第8号「気持ちを受け止めてもらえること」
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■■ レインボーリボン メールマガジン 第8号
■■ 気持ちを受け止めてもらえること 2014/11/30
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いよいよ年の瀬が迫ってまいりました。
こんにちは(^^)代表の緒方です。
今年のあなたの10大ニュースは?なんてタイトルが踊る季節となりましたが・・・
私は何といっても「レインボーリボンのNPO法人化」が最大のトップニュースです!
が、4月に法人化した後、何をするにしても「初めての経験」ばかりで、毎日がニュースの連続ですw( ̄o ̄)w
昨日は法人化後初めて、そして100人以上の規模で初めてのPTA研修を担当させていただきました。
呼んでくださったのは「寅さん」で有名な葛飾柴又、柴又小学校のPTA会長さん。
伝統ある、そして助け合いの絆もしっかりと結ばれている地域の学校ですが、やはり毎年のPTA役員選びが悩みの種だということで、レインボーリボンを研修の講師に選んでくださいました。
すべての役員や委員、係が立候補で決まるような、ジャンケンやクジ引きではなくて「私、やります」と手が挙がるPTAにするためには、どうした良いのかな?
まずはPTAに対するイメージは?プラスイメージとマイナスイメージと。マイナスイメージがたくさん出てきたら、その原因は?原因がわかったら改善策を・・・。
レインボーリボンが怖いもの知らずに実際に取り組んできた様々な「実験」を紹介しましたが、研修会に参加された皆さんのお顔がパッと輝くのは、やはり一方的に講師の話を聞かされている時ではなく、少人数のグループごとに体験するワークショップです。
10人ほどのグループになり、コミュニケーション・ゲームをします。
名前を呼び合ったり、お互いの気持ちを聞き合ったりする体験を通して、参加者は「PTAって温かい」「心地よい私の居場所だ」と心から納得することができるのです。
気持ちを受け止めてもらえること、自分も参加できること。
研修ではPTAが「社会的包摂」の役割を持っているということもお話させていただきました。
貧困に陥った人が町内会などの地域コミュニティや年金制度といった社会制度から排除されていくことを「社会的排除」といいます。それに対して、多様な人々がそれぞれの居場所を与えられている状態を「社会的包摂」といいます。
PTAや学校は多様な人々の居場所であるべきであり、また、そうであることが魅力となって多くの人の心からの参画を得ることができるのです。
日本語が母語でない人や障がいのある人を排除せず、その人の気持ちを「聞きたい気持ち」を持っていれば、自分の気持ちを話すことも怖くありません。
行事を行うとき、車椅子の人はどうしたら参加しやすいかな?あの子どもにはどんな配慮が必要かな?と、包摂することを意識すれば、その行事の本来の目的を見失うことがないと思います。
レインボーリボンも12月の定例会は今年最後の会となるので、私たち自身もワークショップ形式で気持ちを伝えあって、現状分析、課題の洗い出し、改善策、来年以降の目標をみんなで共有したいと思っています。
講師になって「先生」なんて呼ばれるとつい勘違いしそうですが、歩き始めたばかり、人数も少ない、小さな小さな団体です。(会員募集中ですm(__)m)
いじめ防止プログラム指導者養成講座、引き続き参加者募集中です!
柴又小PTAの副会長さんが「15回すべてに参加できなくてもいいですか?」と質問してくださいました。もちろん!1回でも参加したいお気持ちがあったらぜひ、お申込みください(≧▽≦)!
レインボーリボンのホームページ、トップページ「お知らせ」欄にて詳細掲載。ご応募、お問い合わせ、お待ちしております(^O^)
(代表 緒方美穂子)
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※本メールは、NPO法人レインボーリボン代表緒方美穂子はじめ、
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