レインボーリボンメールマガジン第27号「右手にミッション、左手に魔法の言葉を」

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■■  レインボーリボン メールマガジン 第27号
■■   右手にミッション、左手に魔法の言葉を

2016/6/30
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こんにちは(^^)代表の緒方です。

PTAイノベーション、いじめ防止、こども食堂という活動の3本柱をたてた今年度、6月も忙しい月となりました。

11日には江東区PTA基礎研修会、15日には新宿区PTA広報研修の講師を務めました。前者は講演会やイベントを企画する委員向け、後者は広報委員向けの内容でしたが、レインボーリボンの研修はすべて、「PTAのミッションは?」という問いから始めます。

私がこの活動を始めたそもそものきっかけは、もう10年も前に受講したPTA広報研修でした。「母親の祈りが紙面ににじみ出ていれば、いい広報誌だ」という講師の言葉に目が覚める思いがしたものです。

「母だけじゃなくて、父も」という突っ込みもおありでしょうが・・・。

親の祈りといえば、「子どもが幸せに生きていけますように」。それがPTAのミッションなのだと、そんな当たり前のことに気づいた研修でした。

講師の大内文一先生はもう1つ、魔法の言葉を授けてくれました。

「70%の力でやれよ」。

ガチガチに肩ひじ張らないように。環境も考え方も様々な人の集まりであるPTAで、ゆるく、寛容であるように。

それ以降、右手にミッション、左手に魔法の言葉を握りしめて、歩いたり止まったりしてきましたが、法人化して以降、このところは仲間と一緒に全速力で走っている感じです。

14日は地元FMラジオ番組に仲間とともに出演。私たちの「パルこども食堂」誕生の経緯をお話しました。

19日はかつしか区民大学「いのちの居場所『こども食堂』をつくろう」全3回講座の第1回、「私たちのこども食堂を紹介します」と題して、足立区社会福祉協議会の堀崇樹さん、「あだち子ども食堂」の長場美智代さん、やはり足立区の「六町100円食堂」の新里原良さん、世田谷区の「ぞんみょうじこども食堂」の酒井浩美さん、江東区の「みなみすなこども食堂」の永井万美さん、5人をゲストに迎えました。

それぞれ個性的な4人が4様の「こども食堂」を語り、多様なあり方の意味するところを社協の堀さんが的確に助言、解説してくださいました。

25日は第2回、「こども食堂を始めるためのシミュレーション」。

葛飾区社会福祉協議会の佐藤大地さんが「どんなこども食堂にしたいか(ビジョン・ミッション)」「必要なものは何か」など、実際にこども食堂を立ち上げるための現実的な課題を提示し、受講者は最後、事業計画書作りにまで挑戦しました。

この日は月に1回の「パルこども食堂」の日でもあり、レインボーリボンのメンバーは朝から晩までバタバタで、特に午後の時間帯は同じ階の視聴覚室と調理室で、講座と調理が同時進行しているという事態でした。

最終回の第3回は7月2日。葛飾区でこども食堂を立ち上げる人とボランティア希望の人のマッチングを目指しますが、その前に保健所の職員さんによる食品衛生に関する講演を聞いてもらいます。

葛飾のこども食堂で万が一にも食中毒を出してしまったら、全国のこども食堂に顔向けができません。何といっても「子どもが幸せに生きていけますように」というミッションに背く行為は、絶対にあってはならない・・・ここは120%の緊張感で!

いじめ防止プログラムの中学生対象の授業も担当し始めました。

世田谷区の中学で、瀧田信之先生(NPO法人湘南DVサポートセンター代表理事)監督の下、17日に2クラス、24日に1クラスの50分授業を受け持ちました。来月もプログラム後半の授業があります。

こども食堂でも、いじめ防止プログラムでも、子どもたちと直接交流することで、みずみずしい「いのち」に触れる思いがします。小さな発見、変化、笑顔を見せてくれる子どもたちのおかげで、帰り道はいつも心が震えています。

そんな心の栄養のおかげでなんとか走りつづけていますが、来月は少しペースダウンできるといいな~・・・と、思っています。

(代表 緒方美穂子)

▼「いじめ防止プログラム指導者養成講座」

8月5、6、7日の3日間 10:00~16:30 葛飾区男女平等推進センター

講師:湘南DVサポートセンター代表理事 瀧田信之先生 受講料8,000円

※申し込みを迷っている方に、「いじめ防止プログラムの内容は?」「指導者資格の認定基準は?」「報酬は?」など、疑問に答えるQ&Aをお送りします。

下記メールアドレスに「Q&A希望」と書いてご連絡ください。

※申し込みも下記メール宛てに。件名「申し込み希望」で空メールをお送りいただければ、申し込みフォーマットを添付ファイルで返信いたします。

rainbow_ribbon_mail@yahoo.co.jp

▼毎月300円(年3600円)でこども食堂の1食オーナーになりませんか?

子どもに提供する1食分の食材費300円を1口として、寄付を募っています。

口座名義:特定非営利活動法人レインボーリボン ●郵便振替口座:00170-7-449974 ●りそな銀行 青戸支店(店番号470)普通預金1520535

ご寄付くださった方はお名前、連絡先を下記レインボーリボン宛てにお知らせください。

▼地域貢献活動サポートデスク主催 まず始める!子ども支援 スタートアップ講座

7月10日(日)13時30分~15時30分 葛飾区亀有地区センター第2会議室

講師:レインボーリボン緒方、「なかよし」浦山太市先生 受講料無料 申込み:電話03-5670-7251 FAX03-5670-7252 メールchisapo@katsushika-shakyo.com

▼オンライン署名サイトChange.orgで『全国の小中学校PTAの皆さんへ いじめ防止対策推進法第15条2項を実行しましょう。いじめのない学校をつくろう!』署名運動を行っています。

https://www.change.org/ja

にアクセスし、右上「検索」ボタンから半角英字「PTA」で検索してください。ご賛同、拡散をよろしくお願いいたします。

▼人身取引の被害者支援団体NPO法人ライトハウスの相談アプリ「ne-ne(ねーね)」が公開されました。このアプリからマンガ「Blue Heartブルー・ハート」の電子版を読むこともできます。マンガを読んで、「自分もこういうことを経験したけど、誰にも言えずにいる。相談していいことなのかもわからない」という人がいたら、女の子も男の子も、ライトハウスに相談してください。 匿名での相談も可能です。身近にいる子どもや若者たちにこのアプリをご紹介ください。

相談アプリne-ne:https://s.lhj.jp

▼レインボーリボンのホームページ
http://rainbow-ribbon-net.org

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このメールマガジンは、NPO法人レインボーリボン代表・緒方美穂子はじめ、スタッフと名刺交換させていただいた方、弊団体のイベント・講座にご参加いただいた方にお送りしています。

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