レインボーリボンメールマガジン第44号「変化を起こすために、伝えていきます」
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■■ レインボーリボン メールマガジン 第44号
■■ 変化を起こすために、伝えていきます
2017/11/30
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今月もいろいろなことがありました。
明後日に迫ったレインボーリボン3つめのこども食堂「よみかき宿題こどもカフェ@なぎ」オープンに向けての準備。
その合間に取材が1件、講演が1件、ラジオ番組の収録が1件ありました。
取材は日本教育新聞のインタビューを受け、『週刊教育資料』の11月13日号巻頭に載せていただきました。
http://www.kyoiku-shiryo.co.jp/archives/1464
全国の校長先生など管理職向けの雑誌だということで、さっそく読んでくださった校長先生から「いじめ防止教室」のオファーを2校も受けました。
講演は、8月に「あおとこども食堂」に自分たちで育てた野菜を持って来てくれた「市村自然塾関東 卒塾生の集い 大地の会」が呼んでくださいました。
「市村自然塾」はリコー創業者の生誕100周年を記念して設立されたNPOで、子どもたちに農作業体験を提供しています。その卒塾生有志が主に農業を通してボランティア活動を続けているのが「大地の会」です。
中心メンバーがこども食堂に関心を寄せて、この日は東京弁護士会が制作した映画「もがれた翼パート23 学びの切符」を鑑賞してから、「子ども時代に必要なことって何?」をテーマにワークショップを行うという、本格的な学習の機会でした。
「市村自然塾関東卒塾生 大地の会ニュース」
https://www.szj-daichi.jp/news/index.html
ラジオは、葛飾区が市民との協働を促進するために開設している「葛飾みんなの協働サイト」を見たディレクターさんからオファーをいただき、かつしかFMの「ムーディ勝山の受け流さないラジオ」にゲスト出演です。
収録の前、打ち合わせが終了する頃、ムーディさんの目に涙が光っていたように見えたのは、見間違いでしょうか・・・。ムーディさんはいじめ防止についても、自らの体験を基に語ってくださって、子どもの貧困問題については「知らなかった」と、ショックを受けていたようでした。
放送は12月20日(水)10時~10時半。ネットでも聞けます。
http://www.kfm789.co.jp/a_page/simul.html
「あおとこども食堂」「パルこども食堂」もそれぞれ1回ずつ、いつもどおり開催しました。
「いつもどおり」と言っても、1回1回ドラマがあるのが、こども食堂です。
ある福祉職の方が「ミラクルが起きましたよ~!」と知らせてくださったのは、長らく学校に行けていなかった小学生が、こども食堂でごはんを食べた翌週、学校に行って給食を食べることができたそうです。
普通に、いつもどおり、食べたり、遊んだり、お手伝いしたりする体験が、なぜこんなに劇的な変化をもたらすのか・・・。こども食堂に係わっている人には自然にわかることなのですが、説明するのはなかなか大変です。
でも、知ろう、学ぼうとしてくれる人たちがたくさんいて、つたない話し手にたくさんの機会を与えてもらっています。
子どもの貧困率13・9%、ひとり親家庭では50・8%。
7人に1人の子どもが、ひとり親家庭では2人に1人の子どもが、経済的理由によって進学や将来の夢をあきらめようとしていたり、習い事や家族旅行などの体験ができない環境にいたり、食べ物を買うことができない家庭で育っている。この現実はやはり、多くの人に知ってもらわなければ。
私たちが一緒に食べたり、話をしたり、心配したり、楽しい時間を共有することで、どんな変化を起こすことができるのか、ということも。
(代表 緒方美穂子)
▼NPO法人ハーフタイムが寄付型クラウドファンディング「生きづらさを抱えた子どもたちに家でも学校でもない第三の居場所を」を始めました。
https://camp-fire.jp/projects/view/46016
▼子どもの性被害相談アプリ「ne-ne(ねーね)」(NPO法人ライトハウス)
このアプリからマンガ「Blue Heartブルー・ハート」の電子版を読むこともできます。
女の子も男の子も、匿名での相談も可能。
相談アプリne-ne:https://s.lhj.jp
▼レインボーリボンでは子どもに提供する1食分の食材費300円を1口として、年間12口3600円の寄付(こども食堂の1食オーナー)を募っています。
口座名義:特定非営利活動法人レインボーリボン
●郵便振替口座:00170-7-449974
●りそな銀行 青戸支店(店番号470)普通預金1520535
ご寄付くださった方はお名前、連絡先を下記レインボーリボン宛てにお知らせください。
「レインボーリボンのこども食堂通信」へのご芳名記載の諾否もお知らせいただけますと幸いです。
▼レインボーリボンのホームページ
http://rainbow-ribbon-net.org
このメールマガジンは、代表の緒方はじめ、スタッフと名刺交換させていただいた方、
弊団体のイベント・講座にご参加いただいた方にお送りしています。
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