四ツ木中学校でいじめ防止教室1回目行いました。

9月5日(木)、葛飾区立四ツ木中学校1年生のクラスで「いじめ防止教室」1回めの授業を行いました。
四ツ木中学校の兼子容子校長先生、毎年いじめ防止教室をご依頼くださって、感謝感激です!

1回目の授業は「自分を守る」――いじめ被害をテーマとした内容です。
今回初めて、生徒全員が持っているタブレットを活用して、被害経験アンケートに匿名で答えてもらい、その場でクラスの回答結果と国立教育政策研究所の長期追跡調査の結果を比較検討しました。
身体的暴力、精神的暴力、ネットSNSを使ったいじめ、クラスの被害経験回答結果は研究所の調査結果とほぼ同じ比率でした。
いじめが現実に目の前にいる子どもたちの生活の中にあるのだと、改めて慄然とする思いです。

いじめ被害を防ぐにはどうしたらいいの?
答えは「イヤだと言う」ということなのですが、どうしたら「イヤだ」と言えるのか、その方法を、知識と考え方、表現手段として伝えました。
特に性的暴力について、プライベートパーツの知識や、ネットSNSでの「グルーミング」に注意することなども含め、「自分の体は自分のもの」という意識をしっかり持ってもらうよう、お話しさせていただきました。

来週は2回目の授業、加害者について考えます。