四ツ木中学校で「いじめ防止教室」
葛飾区立四ツ木中学校で10月29日、11月5日、8日の3日間、1年生に対する「いじめ防止教室」3回と、8日土曜日の学校公開日には全校生徒対象のワークショップ、保護者意見交換会も開催しました。
1年生対象の3回はいつものように、被害者・加害者・傍観者の3つの立場において「行動を変えよう」というエクササイズ中心の授業です。
この授業を3学年すべてが受けたということで、最終日の全校対象のワークショップでは、加害者が加害行為をやめるためにはどうしたら良いのかを考える「加害者の現在、過去、未来のストーリー」作りに挑戦しました。

保護者意見交換会には23人の参加があり、教職員の皆さん、レインボーリボンのスタッフも一緒に、リアルな話し合いができました。

今回、⽇本の若者の⾃殺危機を掘り下げるドキュメンタリーを制作中の映画監督ライオーン・マカヴォイさんが「いじめ防止教室」や生徒の日常などの撮影のため、長時間、四ツ木中学校で活動されました。
生徒たちはオーストラリア人のマカヴォイ監督の来校が嬉しかった様子で、カメラが入った授業にもテンション高く参加してくれました。
生徒の撮影許可等、兼子容子校長先生はじめ教職員の皆さんの多大なるご協力がありました。
ライオーン・マカヴォイ監督の1作⽬「取り残された⼈々:⽇本におけるシングルマザーの苦境」は各国映画祭41ヵ所ノミネート、17部⾨受賞、⽂部科学省選定作品。Amazonプライムで観ることができます。
