状況はまだ厳しい…フードパントリー
7月3日のレインボーリボンのフードパントリーは、27世帯(子どもは48人)へのご支援となりました。
事務所での食品や日用品のお渡し作業に慣れてきたせいか、この日は受け渡し風景の写真を撮ることをすっかり忘れてしまい、事前に撮ってあった寄付物品の写真しかないのですが、利用者の皆さん、「嬉しいです。ありがとうございます」と笑顔で受け取って帰られました。
今回は、先週、テレビ取材とともに社会福祉協議会ボランティアセンターのスタッフさんが運び込んでくれた区のフードドライブによるご寄贈があまりにも多く(数えてみたら101個ありました!)、おかず系の提供品はほとんど賄えてしまいました。
加えて、いつもご寄付くださる周子仁様より食品、日用品、学用品などを何箱も送っていただき、
お花茶屋のお蕎麦屋さん「喜久家」田村幸吉様はお金もお米も送ってくださったばかりか、野菜は自ら事務所まで持って来てくださいました。
やはり継続してご寄付くださっている匿名の方が何人かいらっしゃいます。
一人は八丈島の方で、この日もじゃがいもを配布させていただきました。
もうお一人は地元の青戸にお住まいの方で、この日は長野県で栽培した玉ねぎをいただきました。
林真紀子様より普通サイズのマスクを5箱ご寄付いただきました。
「みんなのフードバンク」様より、かつしか子ども食堂・居場所づくりネットワークの「みとちゃん食堂」に届いたお菓子も分けてもらって配布しました。
利用者の皆さんは私たちスタッフとも打ち解けて笑顔がたくさん見られるようになっていますが、コロナ禍の中でようやく就職できてもサービス残業が常態化している職場であったり、身体を壊しても仕事を休めないなど、やはり厳しい状況が続いているようです。
新たに支援を求める連絡も継続してあります。
この日は難民認定申請中の方が初めていらっしゃいました。難民申請中は働くことができないので、文字通り無収入のシングルマザーです。日本人の支援者の方がお友だちと2人で毎月5万円ずつ支援されているとのこと。私たち、こども食堂のネットワークでも支援していこうと思います。