女子柔道「リボンカップ」で講話
2月16日、横浜市の浅野中学校・高等学校柔道場を会場に開催された「第1回Girls Judo リボンフェスティバルカップ」で短い講話をするために、代表の緒方とスタッフの2人で行ってきました。
柔道とは縁もゆかりもないレインボーリボンですが、東京・関東地区女子柔道振興会の森山かおり先生が「リボンカップと銘打った初めての大会なので、ぜひ」とお声がけくださったのです。
性の多様性を象徴する「レインボー」がついた団体名も、性的マイノリティがスポーツ界で活躍する機会の保障が課題となっている今、森山先生の目にとまったとのことでした。
柔道の父、嘉納治五郎先生の「精力善用」「自他共栄」という理念はレインボーリボンのミッションと同じです、という話をさせていただきました。
午前中の試合を終え、お昼ご飯を食べたばかりの小中学生が、私たちが出会ってきた子どもたちの話をとても熱心に聞いてくれて、写真を見たいと詰め掛けてくれるほどでした。
最後に、「レインボー・プライド」の話をし、「性という漢字はりっしんべんに生きると書きます。心が生きている状態です。心は自分だけのもの。誰かに決められるものじゃないよね?」と問うと、多くの子が真剣な表情で頷いてくれました。
「私は私のままでいい。誇りをもって生きていきましょう」と締めくくりました。
森山かおり先生に「レインボーリボンの活動は『精力善用』『自他共栄』そのもの」とお褒めの言葉をいただき、初めての大役を果たせた安堵と嬉しい気持ちいっぱいで葛飾区に帰ってきました。