レインボーリボンメールマガジン第32号「こども食堂にサンタさん、寄付ください。」
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■■ レインボーリボン メールマガジン 第32号
■■ こども食堂にサンタさん、寄付ください。
2016/11/30
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「いままでなんかいも死のうとおもった。でもしんさいでいっぱい死んだから つらいけどぼくはいきるときめた」
この言葉に胸がしめつけられた人は多いと思います。
11月もいじめや虐待のために子どもが命を落とす重大なニュースがいくつかありました。
いじめ自殺のニュースは子どもの自殺の連鎖につながる危険があり、メディアも報道の仕方に神経を使ってきたと思いますが、冒頭の言葉は、当事者がその連鎖を止めるパワーを発揮した初めての報道だったのではないでしょうか。
福島の原発事故から避難した横浜市でいじめを受けた男の子の手記にあった言葉です。記者発表した弁護士さんも涙ぐんでいましたね。
男の子は、いじめの被害者に「自殺しないで」と明確なメッセージを発表しました。
「必ず助けてくれる大人がいるから」と。
私たちは改めて「助けてあげられる大人」にならなければ、と肝に銘じたいと思います。
11月6日、葛飾区教育委員会、葛飾区社会教育委員の会議主催で行われたパネルディスカッション&ポスターセッション「子どもの生きづらさを乗り越えて――子ども支援をどうするか?」では、困難を抱える子どもを助けたいと思っている大人たちが集結しました。
レインボーリボンはこども食堂を運営している立場から発表したのですが、参加者からの質問、意見が非常に現実的、建設的でびっくりしました。
「地域にこんな家庭環境の子どもがいるが、どうやって助けてあげたら良いか」とか、「行政との協働事業には制約があって民間ボランティアの思いが伝わらない」といった悩みを話してくれる人が多かったのです。
私は「あ、じゃあ、こども食堂やりましょう」と何人にも、何度も答えました。
11月12日、「あおとこども食堂」がついにオープンの日を迎えました。
先行して運営してきた「パルこども食堂」は、居場所づくりの先輩NPO「ハーフタイム」におんぶするような形で実施しているわけで、「あおと」は初めてレインボーリボン単独での運営実施になります。
初日のドキドキぶり、地域の皆様に助けられてなんとか「こども食堂」の形になり、ホッとした様子をブログに書きました。↓
http://rainbow-ribbon-net.org/aotokodomo1/
Facebookページ
https://www.facebook.com/aotokodomo/
11月19日はパルこども食堂、第8回でした。
「パル」の方は大人も中学生も、始めた当初のドキドキ感は薄れ、良い意味でこなれてきた感じがします。月に1度の「居心地の良い場所」になってきているんじゃないかな・・・と。
実は12日の「あおと」オープンの日、「パル」の子も1人、来てくれたのです。我々スタッフはびっくりして、嬉しくて、舞い上がってしまいました。
人一倍恥ずかしがり屋さんで、パルの初回では「今日は何が一番美味しかった?」「次は何が食べたい?」と訊いても下を向いて何も答えられなった子が、3回目くらいから少しずつ自分の気持ちを表現するようになって、前回は「あおとこども食堂にも来てね」と声をかけると「行く!」と答えてくれていました。
でも、本当に、しかも1人で、来てくれるなんて・・・。
「パル」の中学生は本当に驚くような変化、成長を見せてくれるし、私たちも回を重ねる毎に一人ひとりの個性に気づいたり、子どもへの接し方を反省したり、大人も成長させてもらっています。
さて、メルマガを最後まで読んでくださった皆さま、パルこども食堂のサンタさんになってもらえませんか?
次回は12月17日。この日までに、ご自身はいらない物で、中学生が喜びそうな物を寄付してくださる方を募集します!近隣の方、いただきに伺います。遠方の方、恐縮ですが送料含めご寄付をお願いいたします。
rainbow_ribbon_mail@yahoo.co.jp
にメール連絡いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
(代表 緒方美穂子)
【前号のメルマガお詫びと訂正】
前号で「パルこども食堂」第7回に迎えた特別ゲストについて、手話うたユニット「トライアングル」と書きましたが、正しくは「T-ripple(トリップル)」でした。お詫びして訂正いたします。
T-rippleのPooさんが当日の様子をブログに書いてくれています。↓
http://ameblo.jp/poo4220/entry-12214673608.html
▼毎月300円(年3600円)でこども食堂の1食オーナーになりませんか?
子どもに提供する1食分の食材費300円を1口として、寄付を募っています。
口座名義:特定非営利活動法人レインボーリボン
●郵便振替口座:00170-7-449974
●りそな銀行 青戸支店(店番号470)普通預金1520535
ご寄付くださった方はお名前、連絡先を下記レインボーリボン宛てにお知らせください。
▼人身取引の被害者支援団体NPO法人ライトハウスの相談アプリ「ne-ne(ねーね)」が公開されました。このアプリからマンガ「Blue Heartブルー・ハート」の電子版を読むこともできます。マンガを読んで、「自分もこういうことを経験したけど、誰にも言えずにいる。相談していいことなのかもわからない」という人がいたら、女の子も男の子も、ライトハウスに相談してください。 匿名での相談も可能です。身近にいる子どもや若者たちにこのアプリをご紹介ください。
相談アプリne-ne:https://s.lhj.jp
▼レインボーリボンのホームページ
http://rainbow-ribbon-net.org
このメールマガジンは、代表の緒方はじめ、スタッフと名刺交換させていただいた方、弊団体のイベント・講座にご参加いただいた方にお送りしています。
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