レインボーリボン メールマガジン 第121号 桜、笑顔、これからも。

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■■  レインボーリボン メールマガジン 第121号
■■   桜、笑顔、これからも。
  2024/4/30
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毎月末、NPO法人レインボーリボンの活動報告と、代表、緒方の思いをお伝えするメールマガジンです。

新年度が始まり、こども食堂、フードパントリーは引き続き、順調に開催できています。
PTA研修の依頼も5月に3件、6月に1件、入りました。
いじめ防止教室の依頼はまだありませんが、ご縁のあった校長先生には「問題が起きてからではなく、予防としてぜひ、呼んでください」とお願いしています。

昨年度、こども食堂・フードパントリー事業には東京都から106万円、葛飾区から127万8千円の助成金をいただきました。
この事業報告書を無事に提出できたことが今月、最も安堵したことでした。

今月15日には私が代表を務める「かつしか子ども食堂・居場所づくりネットワーク」の年に1回の運営委員会(総会)を開催し、ネットワークの昨年度決算、今年度予算も承認されました。

「かつしか子ども食堂・居場所づくりネットワーク」はメーリングリストに登録している人を「会員」とする緩いネットワークで、現在160名余りの会員がいます。
葛飾区の社会福祉協議会による「こども食堂の作り方」講座受講者のアンケートに記載されたメールアドレスを、講師を務めた私がポチポチと手入力で登録したメーリングリストから始まり、
教育委員会生涯学習課の社会教育主事さんが中心となってネットワークのリアルの会合を呼びかけてくれたのが2018年。
ネットワーク内でこども食堂などを開設運営している団体は、ネットワーク発足当初の6団体から2019年10団体、コロナ禍の2020年でも14団体、23年21団体、そして今年度は26団体と、休止・中止する団体もありながら、飛躍的に増えています。

今年度の運営委員会の様子、承認された予算・決算は下記ブログでご覧いただけます。
https://katsushika-kodomoshokudou.net/2024/04/22/2024unneii

ブログの冒頭、23年度にご寄付くださった皆さまのリストを掲載していますが、寄付総額、なんと113万7,898円です。
「いつも子どもたちのための活動をありがとう」という温かいメッセージとともに送られてくる寄付金は、2020年132万、21年106万、22年90万と、コロナ危機が一段落しても大きく減ることなく、毎年およそ100万円の尊い志が集まっています。

いま問題となっている政治家の裏金、何千万というお金はいったい何に使われているのでしょうか。破廉恥な酒席、選挙の票集め、それとも税金のかからない資産形成でしょうか。

我々のネットワークは学校給食のない期間、「夏休みごはんプロジェクト」「冬休みごはんプロジェクト」「春休みごはんプロジェクト」を実施しています。
行政の福祉窓口などで「何らかの事情で子どもの食事を用意できない家庭」にこのプロジェクトを紹介してもらい、プロジェクト協力店で使える600円相当のバウチャー券を渡しています。
例えば親が病気のため子どもの世話をできないとか、ネグレクト状態だけど子どもの保護に至っていないケースなどです。
予算としては40人分、年間160万円くらいのプロジェクトです。
実際は足立区の子どもも支援していますが、葛飾区の人口で考えると45万人のうちの40人、およそ0,009%が対象です。

ところで、SNS上のニセ広告に騙されて一人の高齢者が7億円のお金をとられたというニュースには仰天しました。7億円あったら、飢えに苦しむガザの人々のために、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)でも、国際NGOでも、寄付すればどんなに役にたったろう…。
そのお金は犯罪集団のトップが豪華な暮らしをするために使われるのだろうか、それとも、さらなる犯罪のための資金になるのだろうか…。

私たちが160万円の事業のために四苦八苦しているのに、片や裏金に何千万、高齢者を騙して何億…と考えるとやるせない気持ちになりますが、しかし、詐欺の加害者はどんな人だろうと想像すると、真面目に誠実に生きていこうなんて思えない心理状態の人なんだろう、子ども時代にひどい逆境体験があったのかもしれない、誰にも守ってもらえなかったのかもしれない、と思い至るのです。

我々の支援が届く0,009%の子どもが大人になった時には、「給食がない日はお腹を空かせていたけど、地域のボランティア団体が食事券をくれたことがあったな」という一片の思い出くらいは残せるのではないかなと思います。
たった160万円の事業ですが、「誰ひとり取り残されない社会」を創るという大きなミッションを担っています。

格差社会は持続可能ではないと、私たちは気づいています。
そして、フードパントリーの利用登録者が増える一方であること、我々の事務所に食料を求めて来る人たちの多くが健康状態、精神状態に問題を抱えているということ、政治行政の公的な支援が子どもの福祉にまで届かないケースがあるという現実を知っています。

「こんなに頑張っても、この社会を変えることなんてできるのかな」と虚しい気持ちになることもありますが、たった一人でも、我々の活動に救われたと言ってくれる人がいれば、また頑張れます。
4年前、コロナ禍の中で、3才の子に食べさせるものを求めてフードパントリーにやってきたお母さんが、「今日は小学校の入学式でした」と、嬉しそうな笑顔の写真を送ってきてくれました。
(代表・緒方美穂子)

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▼YouTubeレインボーリボンの「PTAお助けチャンネル」
第4弾「PTAイノベーション」3回シリーズの最終回、アップしました!
伊丹市の前田裕子さんに聞く「たのしいPTAから、たのしい地域活動へ」
https://youtu.be/Qtzd7eYn5Us

同シリーズの第1回「チャンスのつかみ方」
https://youtu.be/4DpW2XrkzOw

第2回「「イノベーションの肝はボランティア精神の徹底」
https://youtu.be/h3Sf5nPj9Zs

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