レインボーリボンメールマガジン第4号「PTAは「暴力」を止められるか!?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ レインボーリボン メールマガジン 第4号
■■ PTAは「暴力」を止められるか!? 2014/07/31
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは(^^)代表の緒方です。
レインボーリボンは法人化から4か月。ようやく事業が具体化してきまして、11月には地元葛飾、12月には八王子市のPTA連合で講演をさせていただくこととなり、来年1月には自主企画として「いじめ防止シンポジウム」を開催しようとしております(^ー^)
やっと団体としての体を成してきてホッとするとともに、大勢の方にお話させていただく内容を仲間と練り上げながら、改めて「PTAって何だろう?」と世の中に問うことの意味、責任を感じています。
最近、子どもたちを取り巻く「暴力」の凄まじさに心が凍ってしまいそうです。
6月3日には、9年前に栃木県今市市で小学1年の女の子が殺された事件の容疑者が逮捕されました。10日には熊本県人吉市でインターネットのサイトで知り合った男性に殺された高校3年の女子生徒の遺体が見つかりました。同じ頃、神奈川県厚木市では7年以上前、親に放置され5歳当時に餓死した男の子の白骨遺体が見つかりました。
7月14日に岡山県倉敷市の小学5年の女の子が行方不明になり、5日後、拉致監禁した男が逮捕されました。
26日、長崎県佐世保市で16歳の少女が同級生の少女を殺害し、遺体を切断・・・。
こうしたショッキングなニュースの前後に、昨年10月、東京都三鷹市で高校3年の女子生徒をストーカーの末に殺した22歳の男性の、また、3月に2歳の男の子を殺したベビーシッターの男に対する裁判が始まったというニュースもはさまれます。
「子どもたちが幸せに、楽しく生きていけますように」。
レインボーリボンを立ち上げるきっかけになった活動で掲げたスローガンです。当時も同じように、悲惨な事件が続発していました。
9年前の栃木の事件は、PTAや地域の大人たちが「子どもを犯罪から守る」意識を強く持つきっかけとなりました。今月、岡山の監禁事件では、保護者や地域の大人が通学路に出没する不審車を監視していたから、犯人を逮捕できたのです。
葛飾区でも千葉大名誉教授の中村攻先生が提唱する「子どもを犯罪から守るまちづくり」が、10年以上の関係者の努力の積み重ねの上にPTAの重要な活動として位置付けられています。
(参考図書:「子どもたちを犯罪から守るまちづくり 考え方と実践―東京・葛飾からのレポート」中村攻 晶文社)
これからPTAは、インターネットの「闇」の部分にも、虐待の問題にも、性の搾取や児童ポルノの問題にも、自分も他者も尊厳ある命と感じることができる心の教育にも、真剣に取り組んでいきましょう!
PTAにできることは、たくさんあると思います(⌒^⌒)
格差社会で人々が強いストレスにさらされ、攻撃的・暴力的になっている今、人と人との信頼関係、互いに助け合うネットワークを取り戻すカギは、PTAのようなボランティア活動にこそあると思います。
PTAは、劣化した社会を立て直す「社会資本(ソーシャルキャピタル)」なのです(^^)
(代表 緒方美穂子)
<レインボーリボンのホームページ>
http://rainbow-ribbon-net.org
====================
PTA活動に役立ちそうなオススメ情報やレインボーリボンの活動へのご意見をお寄せください!
⇒ rainbow_ribbon_mail@yahoo.co.jp
(メール配信の停止・アドレスの変更などもこちらまで)
====================
※本メールは、NPO法人レインボーリボン代表緒方美穂子はじめ、
スタッフと名刺交換させていただいた方、
弊団体のイベント・講座にご参加いただいた方にお送りしています。